ブレイクが狙えるWwパターンとMmパターン

今回は優位性のあるパターンをご紹介します。

『5M足スキャルピング』で掲載しているやり方で、よくよくチャートを見てみると、非常に多く出現しています。

このパターンを学ぶにあたって、とても重要な概念もありますので、それも含めて解説していきたいと思います。

Wwパターン

まず最初のパターンがWwパターンです。

見て頂いた分かると思いますが、まず、左側に大きなWボトムがあります。
続いて、右側に小さいWボトムがあります。

これが、Wwパターンの特徴です。

これをよく見ていくと、左側のWボトムのネックラインで小さいWボトムが出来ています。

大きなネックラインの所で更にWボトムが発生している。
これは、ネックラインがかなり意識されていることを意味します。

ラインブレイクが成功するのか失敗するの大きな違いは、「いかに意識されているか」です。

そのラインの意識というのは、『意識された回数』、つまりは、何回止められたか?です。

ここでは、3回止められたラインを4回目でブレイクしているのが分かりますね。
これはかなりラインを意識していると言えます。

しかも、ラインが意識される前に大きなWボトムをつけ、底堅さを見せた後、小さなWボトムで再び固さを見せて、ラインを突き抜けていっています。

これは、かなり上意識ができますよね。
ですのでこのWwパターンというのは『上へのセットアップ』と考えられますね。

このWwパターン、超重要ですので頭に入れて置いてください。

Mmパターン

Wwパターンの逆がMmパターンです。

Wの反対がMですので、Mmパターンとなります。
ですので、このMmパターンは『下へのセットアップ』ですね。

見方は簡単です。

左側のWトップのネックラインで小さいWボトムが出来ています。
先ほども書きましたが、かなりネックラインが意識されています。

ですから、小さなダブルトップが出来た時点で、多くのトレーダーが意識していることになります。

そのため、ここをブレイクすることで大きな力が入り、ブレイクの勢いが上がるのです。

ダブルボトムH&Sパターン

これは『ダブルボトムH&Sパターン』です。

大きなダブルボトムがあって、そのネックラインでヘッドアンドショルダーズ(三尊)が出来たパターンです。

先ほど言ったように、ラインブレイクが成功しやすいかどうかは、「いかに意識されたか?」です。

このパターンではWwパターンよりも、ラインを意識する回数が1回多いです。

Wwパターンが4回目のトライでラインブレイクしたのに対し、このパターンは5回目のトライでラインブレイクしていくわけです。

ですので、ラインが意識されている回数が1回多いですので、より『ラインが意識された』と考えられます。

つまり、上に抜けて行く可能性が高いパターンだということになります。

ラインブレイクは難しいと思われている人も多いですが、その時のパターンや大衆心理を読み解くことで、かなり勝率を高めることが出来るのは間違いありません。

優位性のあるところだけを狙ってエントリーすれば、高いリスクリワード&高勝率のブレイク狙いも可能なのです!

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