高勝率トレード学のススメを読んで規律の大切さを学ぼう!

投資書籍をレビューする冒頭で言うのも何ですがw、『FXは絶対に書籍を読むだけでは勝てません』。

これは事実です。
私自身も、私の周りのトレーダーもそういっています。

ただFXは書籍では勝てないのですが、FXで勝つために必要なことをきちんと網羅している書籍がジャンルごとに一定数存在はしていることは事実です。

僕が自信を持って厳選している数冊だけ読むぐらいの気持ちでいてください。

逆に、それだけは必須という意味になります。

今回紹介する優良書籍は『高勝率トレード学のススメ』です。

学問のススメのオマージュ的なタイトルですね。
この本は、相場で痛い思いをした人や、相場のことがわかっている人が読むと、痛感するようなことが多くなるであろう一冊です。

なぜなら、本当の考え方を教えてくれるからです。

しかし以前の記事で『投資苑2』の話をした時にも、書いたのですが、負け組トレーダーには元祖『投資苑』の方が『投資苑2』よりも受けがいいです。

しかしその一方で常勝トレーダーは決まってその逆を言います。

これがなぜかと言うと、子供は『手法』を求め、大人は『考え方』を求めるからです。

こんな質問を聞いたことは無いでしょうか?

あなたは腹ペコです、『魚が欲しいですか、釣竿が欲しいですか??』

愚か者は『魚』を求め、賢者は『釣竿』を求めるんですよ。

『投資苑2』は、『投資苑』に書いてある技を使いこなしていくための考え方を伝えている書籍です。

だから、技そのものはそこまで書いていないんですよ。

となると、子供たちに受けが悪いw

愚か者は手法重視、目の前の魚が食べたくてしょうがないんです。

大人はその逆を常に行っているとも知らずにw

ただ、少し誤解を生むかもしれませんが、『投資苑1』は、手法メインではありますが、その手法自体はトレードに必要不可欠です。

しかし、『投資苑2』に書いてある考え方が分かっていないと意味がないということなんです。
そういう意味ではニコイチということです。

どちらも必要不可欠だということは、勘違いしないでください。

まあ、ここまで読んでいただければ、今回紹介している『高勝率トレード学のススメ』がどういう書籍なのかは、なんとなく想像できるはずです。

高勝率トレード学のススメの内容
この書籍は、『トレーダーの自己規律』を強く訴えている書籍です。

本書の中では、

  1. 成功する可能性の高いトレーダー(大人)
  2. 失敗する可能性の高いトレーダー(子供)

の違いを実に詳細に語ってくれているんですね。そこがこの書籍の良いところです。

あまり内容をばらしすぎると、これまた厳重注意が来るので(笑)、言える範囲でお話すると、僕自身が印象に残ったフレーズは、①の大人たちは、

  • リスクの受け入れが完璧
  • 感情のコントロールに長けている
  • 練りに練った戦略があり、その時のみトレードする
  • トレードをビジネスとして捉える

こんなフレーズですね。

いやね、本当にその通りでして、FXというトレードは、紛れもないビジネスであり、

資金をマネジメントし、己の感情をマネジメントし、投資戦略という経営戦略を持ち、そして、ビジネスである以上リスクを受け入れて、最悪の結果を常に想定できている有能な経営者でないといけないということです。

そのことをかなり強調して書いてくれている書籍で、僕はこの本の凄さを気づける有能なトレーダーが一体何人いるんだろうといつも思っています。

発想が子供の人は、この本をディスって、大人たちは絶賛するという、勝ち組にのみ受け入れられる紛れもなく有能な書籍でしたね。

トレード=徹底的にルールを守るゲーム

この本の中にも書いてありますが、多くの負けトレーダーの敗因は、多くの場合『オーバートレード』と『追いかけエントリー』です。

このどれもが、ビジネスにおいて最もやってはいけないことだという認識の欠如です。

オーバートレードや追いかけエントリーの多くは、練りに練られたトレード戦略を持たない人間の過ちであり、目先の欲求に対して自己の感情を調整できない愚か者のメンタルであり、ビジネスチャンスを待つことのできない、そんな5流のトレーダーが犯す過ちに他ならないのです。

こういうことやったら、『指を一本落とす』ぐらいの、それぐらいの覚悟を持ってやらないと永遠に勝てない、それを皆さんには是非理解してだければと思います。

まあ、僕なんかのブログより、本でしっかり読んでみてください。考え方がガラッと変わりますね、

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