私が勝率を上げるためにやった1つのこと

ブログの読者様からこのようなメールを頂きました。

「勝率が、上がらないんです・・・。」

こういった悩みを持っている人はかなり多いです。
ですので、今回は勝率を上げる方法について私の経験も含めて解説していきます。

FXにおける勝率について考える

まず、「勝率を上げたい」と悩むのは結構ですが、その悩みの本質的な部分をきっちり理解しておくことが大切です。

なぜ勝率を上げたいのか?
勝率を上げることでどうなるのか?

こういったことを明確に考えて、悩んでいるでしょうか?

まず、今回の課題は『勝率を上げる』ということですから、そもそも勝率というものについて、正しく理解しなければ何も始まりませんので、勝率の話から始めます。

FXにおける勝率とはこのようなことです。

勝率=勝ちトレード数 ÷ 総トレード数

簡単に言えば「総トレード数に占める勝ちトレード数の割合」が勝率です。

勝率を上げる方法について

では、この勝率を上げるということは具体的に何をしたらいいんでしょうか??
複雑に考えなくても良いです。勝率を求めるための数字は二つしかありません。

  1. 勝ちトレード数を増やす
  2. 総トレード数を減らす

この二つだけです。
では、①と②のどちらを選ぶべきでしょうか?

勝ちトレード数を増やす

まず①の勝ちトレードを増やすですが、理論上は確かに勝ちトレードが増えれば問題はありませんが、勝ちトレードだけを増やすのは簡単では無いです。

そもそも、勝ちトレードだけを増やせるのはもっと力がついた後ですし、勝ちトレードが増えなくて悩んでいるわけですから、コレが出来たら問題はすぐに解決してしまいます。

総トレード数を減らす

では②の総トレード数を減らすのはどうでしょうか?

これは『できます』
ずばり、コントロール可能ですよね。

勝つか負けるかはその時の運の要素もあります。
ですので、勝ちトレード数はそう簡単にコントロールできません。

しかし、総トレード数は、トレードする回数の話ですから、自分で制約をかけさえすれば、そんなことは誰でも出来ます。

過去のの自分がやったこと

オーバートレードは絶対的な悪

かつて私も勝率が上がらないということに関してはかなり悩みました。

結局勝率が5割を中々越えないんですね。

そんな時、色々と投資本を読んでいた時に、多くの人が勝てない原因を知りました。

それは『オーバートレード』なんです。
負けている人は、やりすぎなんです。トレードしすぎ。

別の言い方をすれば、“ポジポジ病”ということです。

結局オーバートレードは、総トレード数を上げると言うことですから、勝てないのであれば、勝率を下げる役割しか果たしません。

ということで、それならばとさらに踏み込んで、自分でとある『ルール』をつくりました。

私が勝率を上げるために行ったの解決策

それから勝率を上げるべく、僕なりに解決策を練りました。

取り組んだ内容はとてもシンプル。

オーバートレード防止策として、絶対に月に20回のみトレードする。つまり、1日1トレードしかやらないことをを鉄の掟にしました。

それで、一ヶ月様子を見てみることにしたわけです。

すると、前月までマイナスで勝率も40%以下だったのに、20回しかやらなかった月は、20戦12勝8敗で、勝率60%、獲得pipが90pipsでした。

月単位でプラスなんて何か月ぶりだろ?って感じでした。
マグレかも?って思いましたけど、実はそれ以降月単位で負け越していません。

もちろんそれ以降も1日1トレードルールでやり続けたわけでなく、途中いろいろな修正を加えて今がありますが、これをきっかけとして、いろんな気づきがありました。

トレード回数を減らすメリット

では、過去を振り返って、この取り組みのメリットをまとめます。

  • 1日1回しかエントリーできないので、『無駄打ち』がなくなります
  • エントリーポイントはかなり絞るようになり、結果精度がかなり上がります
  • 自分の独自の鉄板パターンが見つかります

エントリーを絞り出すと、結局似たような形でエントリーするようになります。
これを繰り返すことで、それが自分の好きな形になり、結果鉄板パターンになるわけです。

トレード回数が多いと、どうしても『あれやこれや』とやりたくなり、そしてやるので、中々自分の型みたいなのが定着しません。結果鉄板パターンもできないんですね。

そして、多くの人はすぐに破産するのですが、1日1回を徹底していけば、さすがに1ヶ月や2ヶ月で破産するってことは考えにくいです。

マーケットに長く居座れるということは、その期間の経験値が手に入ります。

多くの人はオーバートレードして強制退場して、学ぶことなく散っていくので、学び続けることができるというのはものすごく大切なことです!

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