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家づくり初心者必見!外構工事で後悔しないための6つのポイント

家を建てることは人生の一大イベント。

その中でも「外構工事」は、家の外回りを整える重要なプロセスです。初めて外構工事を考えるときは、どこから手をつけていいか迷うことが多いですよね。

今回は、外構工事で後悔しないために知っておきたい6つの重要なポイントについて「外構工事のガーデンプラス」さんの動画からご紹介します。

目次

1. 駐車場と駐輪スペースをしっかり計画する

まず最初に考えるべきは、車や自転車のスペースです。

多くの家庭では、駐車場の確保が非常に重要です。車の台数やサイズに合わせて駐車場の広さを事前に計画することが成功の鍵です。また、家の周りの道路幅や運転技術も考慮して、ストレスなく駐車できるスペースを確保する必要があります。

例えば、自転車1台の駐輪スペースには幅60cmが必要です。これは1000円札を横に4枚並べた幅に相当します。複数の自転車やバイクも使う予定がある場合、想像以上に広いスペースが必要になりますので、しっかりと見込んでおくことが大切です。

2. 生活スタイルに合わせた動線を確保する

家事効率を考えるとき、室内だけでなく外の動線も重要です。

特に、毎日自転車を使う家庭では、自転車の出し入れがスムーズでないと、忙しい朝にストレスがたまります。例えば、サイクルラックや雨の日でも便利なサイクルポートを設置することで、使い勝手が大きく向上します。

車移動がメインの生活スタイルの家庭では、車の出入りがしやすい駐車場の動線を優先しましょう。

室内から車までの移動がスムーズにできるように設計すれば、雨の日でもストレスなく買い物や外出ができます。

3. オープン外構とクローズ外構の選択

外構スタイルには、大きく分けて「オープン外構」と「クローズ外構」があります。

  • オープン外構は、敷地の境界をフェンスや門で完全に閉じないスタイルです。比較的コストを抑えることができ、将来的なリフォームも簡単にできるのが特徴です。解放感があり、見通しの良い外観が好きな方におすすめです。
  • クローズ外構は、フェンスやブロックでしっかりと囲うスタイルです。コストはかかりますが、子どもやペットが安心して遊べるプライベート空間を作ることができ、家全体に格式高い印象を与えます。

また、両方の要素を取り入れた「セミクローズ外構」というスタイルもあります。例えば、一部は壁で囲いながら、他の部分はオープンにするなど、機能性とデザイン性を両立させたスタイルも可能です。

4. 理想のデザインをイメージしておく

外構のデザインに関しては、具体的なイメージがまだなくても大丈夫です。

SNSや業者のホームページで施工例を見て、気に入ったものを保存しておくと役立ちます。例えば、「このタイルが好き」や「この雰囲気が良い」といった感覚でも十分です。

もし、こだわりが強い場合は、イメージ写真や資料を用意し、それをプランナーに伝えるとスムーズに進みます。デザインにこだわりたい場合は、予算だけでなく、デザインも重要だということを初回の打ち合わせで伝えることが大切です。

5. 予算をしっかり見積もる

外構工事では、予算を正確に見積もることが不可欠です。特に最近では資材の価格が高騰しており、ハウスメーカーの予算では足りないことが多いです。そのため、外構の見積もりは早めに依頼することをおすすめします。

建物の予算が決まった段階で、外構の見積もりも依頼し、具体的な費用感をつかむことが大切です。これにより、建物工事やインテリアとのバランスを取った予算管理ができます。

6. 優先順位をつける

予算や計画に制限がある場合、すべての希望を叶えるのが難しいこともあります。

そんな時は、外構工事の中で優先順位をつけることが重要です。安全性は最優先ですが、その次に重視するのは使い勝手なのか、デザインなのかを考えましょう。

例えば、門回りはシンプルにしてコストを抑え、その分駐車場にこだわるといった工夫が考えられます。また、将来的に追加工事を考えている場合は、その計画もプランナーに伝えておくと、後からスムーズに工事ができる設計にしてもらえます。


知っておきたい専門用語集

  • 外構工事:家の外回りを整える工事のこと。庭や駐車場、フェンス、門などの設置や整備を含む。
  • オープン外構:敷地の境界をフェンスや門で完全に閉じず、開放感を重視した外構スタイル。コストを抑えられ、リフォームがしやすい。
  • クローズ外構:敷地をフェンスやブロックでしっかり囲う外構スタイル。プライバシーや安全性を重視し、格式の高い印象を与えるがコストが高い。
  • セミクローズ外構:オープン外構とクローズ外構の要素を組み合わせた外構スタイル。一部を囲いながら、他の部分は開放するなどの設計が可能。
  • サイクルラック:自転車を効率的に収納するためのラック。駐輪スペースに設置されることが多い。
  • サイクルポート:自転車を雨や日差しから守るための屋根付きのスペース。雨の日でも快適に自転車を使えるようにするための設備。
  • 動線:人や物の移動のルート。家の中や外の動線を考慮して設計すると、使い勝手が向上する。
  • 門扉(モンピ):敷地の入り口に設置される扉。プライバシーや防犯目的で設置されることが多い。
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