住宅を建てるための土地探し、何から始めればいいのか、どんなステップがあるのかが分かりにくいと感じる方も多いかもしれません。
そこで、この動画では土地購入の流れを図解し、失敗せずにお得に良い土地を購入するための具体的なポイントを説明しています。
まずはハウスメーカーを決めておく
まず、土地を探す前に、ハウスメーカーをざっくりとでもいいので先に決めておくことが重要です。
なぜなら、ハウスメーカーとの打ち合わせを通じて、自分たちの理想の家の大きさや間取りが具体的にイメージできるようになるからです。
たとえば、4人家族で3LDKが欲しい場合、30坪程度の土地が必要になるかもしれません。そこに車を2台駐車するスペースも考えると、40坪ほどの土地が理想的だということがわかってきます。
逆に60坪は広すぎる場合もあります。
次に、家を建てる際に重要なのが道路の位置です。
東西南北どこに道路があるかによって、間取りや家の向きが大きく変わります。例えば、南側に道路がある場合、駐車場や玄関が南側に配置されるため、最も日当たりが良い場所が玄関に取られてしまうことになります。
これが好ましい場合もありますが、もし日当たりをリビングに集中させたいという場合は、北側道路の方が適しています。
事前打ち合わせの重要性
土地購入前にハウスメーカーと事前打ち合わせを行うことで、ざっくりとした建物の金額を把握することができます。
例えば、30坪の家を建てる場合、建築費が3,000万円だとすると、予算が6,000万円ある場合、残りの3,000万円を土地に充てることができます。
このようにして、土地と建物のバランスを取ることが可能です。
一方で、先に土地を購入してしまうと、残りの予算で建物を建てられなくなる可能性があるため、建物のざっくりとした費用を先に確認しておくことが強く推奨されます。
土地探しの方法
土地探しの方法として最もおすすめなのは、ハウスメーカーの営業マンに土地を探してもらうことです。
営業マンは非公開の裏情報や特選情報を持っていることが多いため、一般には出回らない良い土地を紹介してくれる可能性があります。
ただし、お願いの仕方には注意が必要で、複数のハウスメーカーに「持ってきた土地を検討します」という態度を取ると、誰も土地を紹介してくれなくなることがあります。
ハウスメーカーの営業マンには「土地が見つかれば絶対に契約します」と明確に伝えることが大切です。
また、インターネットや不動産屋に直接足を運んで探す方法もありますが、ネットには良い情報が少なく、不動産屋でも希望通りの土地が見つかることは少ないことが多いです。
土地購入時の注意点
土地が見つかったら、スピード勝負です。
特に人気のある土地では、1時間以内に複数の購入希望者が現れることもあるため、事前に準備しておくことが重要です。
また、ハウスメーカーの営業マンと一緒に現地を見に行き、水道管の状況や電線の配置、低層住宅エリアなどの詳細を確認することが大切です。
こうした要素は、素人には見落としがちなポイントであり、営業マンの助けが必要です。
契約書の内容も重要で、事前に不動産屋からコピーをもらい、細かい点を確認しておくことが、後々のトラブルを避けるために必要です。契約金として約100万円が必要になる場合もありますので、その準備も忘れずに。
まとめ
土地を購入する際には、まずハウスメーカーを決めてから、予算に合わせて土地を探し、スピーディに動くことが成功の秘訣です。
また、土地を見に行く季節や時間帯にも注意し、太陽の位置による影響をしっかりと把握することが大切です。良い土地はなかなか見つからないものですが、60点くらいの土地でも家の間取りや設計でカバーできることを覚えておきましょう。
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