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【グラスウールでもOK】工務店が言えない壁内結露の真実と正しい対処方法

住宅の気流止め(気密処理)の重要性について詳しく解説した動画をご紹介します。

特に、リフォーム時に間仕切り壁などの湿気対策や機密性をどう考えるべきか、具体的なアドバイスが紹介されています。初心者にもわかりやすいように、動画の内容を整理してお伝えします。

目次

気流止めとは?

気流止めとは、家の内部で空気が上下や横に流れてしまうのを防ぐための施工です。

特に、高気密・高断熱住宅においては、空気の流れを止めることで断熱性が保たれ、湿気が溜まるのを防ぐことができます。

気流が発生すると、家全体の熱が逃げやすくなり、湿気も広がりやすくなるため、正しく気流止めを行うことが重要です。

間仕切り壁の湿気問題

間仕切り壁に湿気が溜まる問題について、地元のリフォーム業者から「気流止めを行うと湿気が抜けなくなり、カビの原因になる」という指摘がありましたが、これは誤解だと動画で説明されています。

実際には、間仕切り壁の上や下に気流止めが施されていないことで、暖かい空気が上昇し、湿気が溜まりやすくなるのです。気流止めを正しく行うことで、この湿気問題は解決されます。

気流止めの施工方法

動画では、気流止めの施工方法についても具体的に紹介されています。

例えば、断熱材を使用する場合は、袋入りの断熱材を使用し、テープで密閉することで湿気の侵入を防ぎます。

また、断熱材の上に気密シートを貼り、その接合部分をしっかりとテープで固定することが重要です。このような対策を行うことで、気密性が高まり、間仕切り壁に湿気が溜まることを防ぐことができます。

上下の気流止めが重要

動画の中で強調されているのは、間仕切り壁の「上下」の気流止めです。

特に、天井や床からの湿気や空気の流れを防ぐことが大切です。

例えば、1階の床下から湿気が上がってくる場合や、天井部分で空気が抜ける場合、上下の気流止めがしっかりとされていないと、空気が循環し続け、湿気が滞留してしまう原因になります。

調湿性のある建材の選択よりも気密性

別の業者が提案した「調湿性のある建材を使う」ことについても触れられていますが、基本的には調湿性の建材よりも気密性を優先すべきだと説明されています。

調湿性の建材は、湿気のコントロールに役立つ可能性はありますが、そもそも断熱や気密性をしっかり行っていれば、間仕切り壁に湿気が溜まること自体が起こりにくくなります。

実例と対策

動画では、実際に気密処理が不十分な家で起こった問題も紹介されています。

間仕切り壁の上部で気流止めがされていないことで、湿気が溜まり、結露が発生したケースでは、クロスが剥がれるなどの被害が出ていました。こうした問題を防ぐためには、上下の気流止めだけでなく、壁全体の気密性を高めることが大切です。

まとめ

間仕切り壁や家全体の気密性を保つことは、家の快適性や耐久性に大きく影響します。以下のポイントを押さえて、適切な気流止めを行うことが重要です。

  • 気流止めは必須:湿気が溜まらないようにするためには、間仕切り壁の上下やコンセント部分もしっかりと気密処理を行いましょう。
  • 上下の気流止めが特に重要:特に、天井や床からの空気の流れを防ぐために、上下の気流止めを徹底することが必要です。
  • 調湿性より気密性を重視:湿気対策の基本は、まず気密性を高めることです。調湿性の建材を使うよりも、断熱・気密処理を優先すべきです。

リフォームや新築の際には、こうしたポイントをしっかりと理解し、業者と相談しながら気流止めを行うことが家の快適性を向上させます。

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