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コスパ悪すぎ…選ぶと後悔する外構設備8選

今回は、瀬山さんが「建物の次に高い買い物」とも言われる外構(エクステリア)に関して、後悔しがちなコスパの悪い外構設備について解説した動画をご紹介します。

特に外構は家を建てた後に決めることが多く、時間に追われて適当に選んでしまうことが多いという点を指摘し、慎重に選ぶことの重要性を伝えています。

目次

外構にかかる費用

瀬山さんは、外構にかかる費用が軽く300万〜500万円を超えることもあり、場合によってはもっと高額になるとしています。

しかし、無駄な設備にお金をかけてしまうと、せっかくの予算が無駄になる可能性があるため、どの外構設備にお金をかけるべきかをしっかり見極めることが重要です。

動画内では「コスパの悪い外構設備9選」と題して、特に後悔しやすい外構アイテムを紹介しています。以下では、それぞれの設備について詳しく見ていきます。

1. 砂利や天然芝、人工芝

最初に紹介されたコスパの悪い外構アイテムは、砂利や天然芝、人工芝です。

これらは一見手入れが簡単そうに見えますが、実際にはメンテナンスが大変であり、長期間使い続けることが難しいと説明しています。

  • 砂利:時間が経つと少しずつ散らばってしまうため、結局は手入れが必要になります。また、近所の子どもが持ち去ることもあるため、砂利がなくなってしまうこともよくある話です。
  • 天然芝:手入れが大変で、育てるのに時間と労力がかかります。特に虫が集まってしまうため、思ったよりも手間がかかることが多いです。
  • 人工芝:手入れが楽だと思われがちですが、コケが生えてしまうことがあり、見た目が悪くなってしまうため、こちらもメンテナンスが必要です。

瀬山さんは、これらの代わりにシンプルな「伸縮目地」を推奨しています。これはメンテナンスが少なく済み、見た目もシンプルで使いやすいです。また、アクセントとして石目やピンコロ(小石を固めた素材)を使用することもおすすめされています。

2. 通水タイプのコンクリート

次に挙げられたのは「通水タイプのコンクリート」です。これは雨水がコンクリートを通して地面に吸収される仕組みのコンクリートですが、瀬山さんは推奨していません。

通水タイプのコンクリートは水が下に浸透する仕組みですが、地面の状態が悪い場合、逆に水がたまりやすくなるリスクがあります。

また、埃やゴミが詰まることで、浸透機能が低下してしまうこともあり、メンテナンスが必要になるため、コスパが悪いとされています。

3. サイクルポート

サイクルポートは逆に「コスパが良い設備」として推奨されています。

特に電動自転車を使っている家庭では、サイクルポートがないと自転車のモーターやバッテリーが雨にさらされ、壊れやすくなるため、必ず設置すべきだと強調されています。

カーポートよりもサイクルポートの方が優先されるべきです。

カーポートはあれば便利ですが、なくても大きな問題はありません。しかし、サイクルポートは電動自転車や子供用シートを雨から守るために非常に重要です。

クローズド外構

クローズド外構(家を塀で囲むスタイル)は、見た目やプライバシー保護の面で人気がありますが、瀬山さんはあまり推奨していません。

塀やフェンスを設置すると、費用が大幅にかかることがあります。

さらに、防犯面では逆に不利になることもあります。塀で囲まれた家は、泥棒にとって隠れ場所となりやすいからです。そのため、オープン外構(塀を設けず、見通しを良くするスタイル)の方がコストも抑えられ、防犯にも効果的です。

境界に設置するフェンス

多くの人が隣家との境界にフェンスを設置することを考えますが、瀬山さんはこれもコスパが悪いとしています。

特に都市部では、隣家との距離が非常に近いため、フェンスを設置しても効果が薄いことがあります。

場合によってはフェンスの設置に100万円近くかかることもあり、その費用を削減するために、境界にブロックを一段だけ設置するなどの方法も検討するべきだと提案しています。

広い庭

広い庭は見た目が良く、バーベキューなどが楽しめるため一見良さそうですが、瀬山さんは広すぎる庭はコスパが悪いと指摘しています。

広い庭を維持するためには、草むしりやメンテナンスが必要で、これが非常に手間がかかります。また、外構工事の費用も増大するため、実際には庭の面積を最小限にする方が良いとされています。

雨樋なしの門柱

門柱のデザインに関しても注意が必要です。

特に、雨樋がない門柱は、雨が直接かかってしまい、門柱が劣化しやすくなるため、雨樋付きのものを選ぶべきだとアドバイスされています。

木製デッキ

木製デッキも一見おしゃれですが、コスパの面ではあまりおすすめされません。木は腐りやすく、メンテナンスが頻繁に必要だからです。

瀬山さんは、樹脂製のデッキを推奨しています。樹脂製のデッキは耐久性が高く、見た目も本物の木のように見えるため、メンテナンスが少なく済みます。

外構の資金計画に関するアドバイス

動画の後半では、外構の資金計画に関する重要なポイントが2つ紹介されています。

リアルな見積もりを事前に取る

住宅の契約前に、外構の予算についてもリアルな見積もりを取ることが重要です。

多くの住宅営業マンは、外構の費用を安く見積もる傾向があるため、実際にかかる費用とは大きく異なることがあります。後で予算オーバーにならないよう、しっかりと計画を立てることが必要です。

ハウスメーカーから紹介された外構業者に注意

ハウスメーカーが紹介する外構業者は、通常の外構業者よりも高額になることがあります。

これは、ハウスメーカーが中間業者として手数料を取るためです。そのため、コストを抑えたい場合は、直接外構業者に依頼することも検討するべきだとアドバイスされています。

    まとめ

    この動画では、コスパの悪い外構設備を避け、無駄な費用をかけないためのアドバイスが多く紹介されていました。

    特に、外構にかかる費用が高額になることが多いため、慎重に計画を立て、必要な設備にお金をかけることが重要です。また、住宅を建てる際には、外構の予算も含めたリアルな資金計画を立て、後悔しない外構を目指しましょう。

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