MENU

【注文住宅】99%は知らない!高気密住宅の致命的なデメリット

目次

高気密住宅のメリットとデメリットについて

瀬山さんの動画では、高気密住宅について深く掘り下げ、そのメリットだけでなくデメリットについても詳しく解説しています。

特に、初心者でもわかりやすいように、具体的な事例や数字を交えながら話が進められており、これから家を建てる人にとって非常に有益な情報が詰まっています。

高気密住宅のメリット

まず、高気密住宅のメリットについて瀬山さんは4つの重要なポイントを挙げています。

冬は暖かく、夏は涼しい

高気密住宅では、家の隙間が少ないため、冬場は暖かさを保ち、夏は涼しさを維持しやすいです。これにより、エアコンや暖房の効率が向上し、光熱費の削減にも繋がります。

内部結露を防ぐことで家の寿命が延びる

通常の住宅では、隙間風が入り込み、内部に結露が発生しやすくなります。しかし、高気密住宅では隙間が少ないため、内部結露を大幅に防ぎ、家の寿命を延ばすことができます。

正確で丁寧な施工が求められる

高気密住宅を実現するには、職人の腕が試されます。

施工が丁寧で正確でなければ、高気密性を保つことは難しいため、優れた職人が関わることが期待されます。これにより、家全体の品質が向上するのも大きなメリットです。

計画的な換気が可能

2003年に義務化された24時間換気システムにより、家の中の空気を定期的に入れ替えることができます。

高気密住宅では、この換気システムが計画通りに機能しやすく、空気の質を保つことができます。

    高気密住宅のデメリット

    一方で、高気密住宅にはデメリットも存在します。これを理解せずに家を建ててしまうと、健康被害に繋がる可能性があると瀬山さんは警告しています。

    換気が不十分だと空気がよどむ

    高気密住宅は隙間が少ないため、換気が十分に行われないと空気がよどみやすくなります。

    室内の二酸化炭素濃度が上がると、集中力の低下や眠気、頭痛を引き起こすことがあります。特に、二酸化炭素濃度が1000ppmを超えると、健康被害が発生する可能性があるため、しっかりとした換気が必要です。

    換気システムの選び方が重要

    瀬山さんは、ダクトレスの換気システムは高気密住宅には適していないと指摘しています。

    理由は、プロペラファンの力が弱く、十分な換気ができないためです。そのため、シロッコファンを使用したダクト式の換気システムを選ぶことを推奨しています。

    シロッコファンは強力な吸引力で空気を外に排出し、高気密住宅に必要な換気性能を発揮します。

    メンテナンスの重要性

    換気システムは、設置後のメンテナンスも非常に重要です。瀬山さんは、以下の3点を守ることが大切だと説明しています。

    • 換気システムを止めないこと
    • フィルターを定期的に掃除すること
    • 壊れた場合はすぐに修理すること

      特に、フィルターが目詰まりすると換気が機能しなくなるため、定期的な清掃が不可欠です。また、寒いからといって換気を止める人が多いですが、これは非常に危険であり、寒さ対策には熱交換型換気システムの導入が効果的です。

      高気密住宅を建てる際の注意点

      高気密住宅を建てる際には、以下の点に注意が必要です。

      • 換気システムはダクト式のものを選び、シロッコファンを採用すること。
      • 定期的なメンテナンスを怠らず、フィルター掃除やシステムの点検を行うこと。
      • 換気を止めず、空気の流れを確保すること。

      これらの点をしっかりと守ることで、高気密住宅のメリットを最大限に活かし、快適で健康的な住まいを実現できます。

      結論

      瀬山さんの動画で述べられているように、高気密住宅は多くのメリットがありますが、デメリットを理解し、適切な換気システムの選択とメンテナンスを行わないと健康被害を引き起こすリスクも伴います。

      正しい知識を持ち、慎重に住宅を建てることで、長期的に快適な生活が送れるようになるでしょう。

      よかったらシェアしてね!
      • URLをコピーしました!
      • URLをコピーしました!

      コメント

      コメントする

      CAPTCHA


      目次