2025年最新版|プロが教える失敗しないパソコンの選び方完全ガイド
結論:今パソコンを買うなら「Copilot+PC」対応モデルが最有力!
2025年にパソコンを新しく購入する方に向けて、最も重要なポイントは「5年以上使える性能かどうか」と「AI機能Copilotへの対応」です。動画制作者の戸田さんは、40年間で3,000台以上のパソコンをレビューしてきたプロであり、その知見に基づいた選び方を非常に分かりやすく解説しています。
これからの時代はAI機能が標準化されていくことを見据え、「Copilot+PCに対応したモデル」を選ぶことで、将来的にも快適に使い続けられる可能性が高くなります。
パソコン選びの基本:まずは「形」を選ぶ
ノートPC vs デスクトップPC
種類 | メリット | デメリット |
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ノートパソコン | 持ち運びができる、利用場所を選ばない | 同じ性能なら価格が高め |
デスクトップPC | 高性能・低価格、拡張性が高い | 持ち運び不可、設置場所が必要 |
市場シェアはノートPCが約7~8割。しかし、予算が限られていて高性能を求めるなら、miniPCなどの小型デスクトップもおすすめです。
ノートPCの画面サイズと重さの目安
サイズ | 特徴 | おすすめユーザー |
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13.3インチ | コンパクトで軽い(約900g) | 持ち運び重視 |
14インチ | 一番人気、軽さと画面の広さのバランスが良い | 迷ったらこれ |
15.6インチ以上 | 作業性が抜群、据え置き向き | 自宅・オフィス専用 |
注意点:サイズが小さいほど作るのが難しくなり、価格が高くなる傾向があります。13インチ以下は高価になることが多いです。
性能選びの基本:CPU・GPU・NPUを理解しよう
基本用語解説
- CPU(中央処理装置):パソコンの頭脳。基本作業(Word・Excel)に影響。
- GPU(画像処理装置):映像・ゲーム・動画編集に必要。
- NPU(AI処理エンジン):音声認識や翻訳、AIアシスタント用。
重要トレンド:NPUとCopilot+PC
- NPUの性能目安はTOPS(1秒間のAI処理能力)40以上。
- TOPS40以上で「Copilot+PC」に対応し、AI機能がフル活用できます。
- 将来的には翻訳・要約・音声変換などがPC内部で処理できるようになるため、NPU搭載PCを選ぶのがベスト。
CPUメーカー別の選び方(2025年版)
Intel
シリーズ | 説明 |
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Core i7/i5(13世代以降) | 性能が安定。数字の先頭で世代が分かる(例:i7-1360Pは13世代) |
Core Ultraシリーズ2 | 最新。Copilot+PCに唯一対応 |
Nシリーズ | 超格安モデル。性能は最低限なので注意 |
AMD
モデル | 補足 |
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Ryzen AI 9/7/5 HX/MAX+ | Copilot+PC対応の最新モデル |
Ryzen 8845/7735など | 数字が大きい方が新しく性能が高い |
Snapdragon(Qualcomm)
- Snapdragon X Elite/X Plus:全てCopilot+PC対応。
- ただし価格は高め(安いモデルは存在しない)。
メモリ・ストレージ容量の目安
用途 | メモリ | ストレージ(SSD) |
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5年以上使う | 32GB | 1TB以上推奨 |
2~3年で買い替え予定 | 16GB | 512GBでも可 |
最低限(非推奨) | 8GB以下 | 256GB |
ディスプレイ(画面)のチェックポイント
- サイズ:14インチ前後が人気。
- 縦横比:16:10または3:2がおすすめ(画面が広く使える)。
- 解像度:フルHD(1920×1200)以上、できれば2880×1800以上。
- 画質:有機EL(OLED)は高画質、価格は高め。
接続端子・拡張性
最低限ほしい端子
- USB Type-C ×2
- USB Type-A ×2
- HDMI(外部出力用)
- SDカードスロット(動画編集や写真転送に便利)
Type-C端子の3つの機能
機能 | 確認ポイント |
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データ転送 | ほぼ全機種対応 |
映像出力 | 「DisplayPort Alt Mode」対応かチェック |
急速充電 | 「USB PD」対応が必要 |
無線通信:Wi-Fi規格にも注目
- Wi-Fi 6EまたはWi-Fi 7対応が望ましい
- 回線速度を最大限に活かすにはルーターも高速対応機種を選ぶ必要があります。
キーボード・タッチパッドも重要
項目 | 理想スペック |
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キーピッチ(キーの間隔) | 18.5mm以上 |
ストローク(押し込みの深さ) | 1.5mm以上が理想 |
配列 | 矢印キーが独立してる、変則キーが少ないもの |
タッチパッド | 左右クリックが分かれてる方が使いやすい |
指紋認証 or 顔認証 | 両方あると便利 |
OSはWindowsかMacか?使い方で決めよう
利用目的 | おすすめOS |
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事務作業・ビジネス | Windows(ソフトの互換性が高い) |
映像・写真編集 | Mac(クリエイターに人気) |
iPhoneユーザー | Macとの連携がしやすいが、Windowsでも問題なし |
パソコンの予算目安(ノートPCの場合)
価格帯 | 目安・特徴 |
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15万円未満 | 最低限の性能。妥協点あり |
18万円前後 | 満足ライン |
30万円以上 | 高性能・長期使用向け(ゲーミングや編集用途にも対応) |
パソコン購入はどこで?ネット通販 vs 店頭
- ネット通販:掘り出し物が多く、価格が安い
- 店頭販売:実機確認できるが、店員の知識に差がある
掘り出し物を見つける自信がない初心者は、20万円以上のバランスモデルを選ぶのが無難。
初心者におすすめのメーカー(安心感重視)
- NEC、富士通、VAIO、Lenovo、HP、DELL
- miniPCはやや上級者向けだが「MINISFORUM」などは比較的安心
まとめ:5年使うなら「Copilot+PC」に対応したモデルを!
- AI機能をフル活用するなら「Copilot+PC」対応モデルを選ぼう
- 今は対応機種が少ないため、すぐに買わずに後半まで待つのもあり
- 安価なモデルを短期間使うなら対応していなくてもOK
補足:Copilotには3種類ある
種類 | 特徴 |
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Copilot(無料) | Windows11で誰でも使用可。簡易AIアシスタント |
Office版 Copilot(有料) | Word/Excelなどで文章作成・要約等に便利 |
Copilot+PC専用機能 | 高度な画像生成、ライブ字幕、スタジオエフェクトなど多数搭載予定 |
結論:今後の主流はAI対応PC
パソコンを長く安心して使いたいなら、多少予算を上げてでもCopilot+PCに対応したモデルを選ぶのが最も後悔しない選択です。特にこれからの5年でAIの活用が急拡大すると予測される中で、AI非対応のパソコンは早期に陳腐化する恐れもあります。
パソコン選びは情報が多くて迷いがちですが、本記事を参考に、自分に合った1台をぜひ見つけてください。
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