本来は株式とは経営者、あるいは企業経営をしたいと
思っている人が資金を集める方法の一つです。
株を発行して、それを誰かに買ってもらって、
事業に必要なお金を集め、事業で儲けが出たら
利益を株主に配当という形でお返しするということです。
ですから株式会社の経営者は株主のために働くことになります。
さらに株式会社の経営者の命令で従業員は働いているので、
従業員も間接的に株主のために働いていることになります。
例えば、私が「トヨタ自動車」という銘柄の株を買ったとすれば、
優秀なトヨタの社員が間接的に私(達=株主)のために働いて
くれて利益を生み出してくれることになります。
一方で、為替はまったく仕組みが違いますね。
仮に私がイギリスポンドを買ったからといっても、イギリス国民が
私のために働いてくれるわけではありません。
「ポンド買い/日本円売り」のポジションを持つことをポンドを買うと
言いますね。ですから日本円が(ドルに対して)下がっただけでも
「ポンド買い/日本円売り」のポジションのレートは上がります。
株は平均株価が大きく下がるとほとんどの株式銘柄が下がってしまいます。処が、為替投資は他の通貨との比率ですから全ての通貨が下がってしまうことはありません。「ユーロ買い/ドル売り」のようなポジションを持ったり、手放したりするわけですので、ある通貨が下がると別の通貨が上がることになります。ですから株と違って景気が悪い時でも為替ならば買う通貨次第では儲けを出すことができます。
一方で、株式も為替も投資家の思惑で値が動く処は似ています。
市場が弱気になるとちょっとした悪いニュースに過敏に反応して
大きく下がってしまいます。ですから投資としては市場の心理、雰囲気を
掴むことが大切だという点はまったく同じです。





